原爆に対する見方について
2005年8月5日原爆についてアメリカ人と日本人が対談している番組があった。これが僕にとって結構な衝撃だったのだけど、その日本人の視野の狭いこと。数は違えどお互い人を殺したのだから加害者被害者の概念はないと言っているのに、知り合いが死んだ!とか謝罪さえすれば死んだ人達が報われるから!とかばかり言っていたのは見ていて恥ずかしかった。悲しむ気持ちはわかるし、僕が原爆と無縁の立ち位置だから無責任に聞こえるかもしれないけど、うじうじする時期はそろそろ過ぎているんじゃないかなあ。相手がこれからの大きな視野での展望の話をしているのに過去の視野の狭い話を持ち出すのは滅茶苦茶だし、相手からすれば話にならない奴にみえたと思う。過ぎた悲劇に対する客観的な視点を持つべきじゃないの?それが歴史から学ぶっていうことだろうし。逆に言うと、そういう視点を持ってない方が危険なんじゃないのかと感じた。